懐かしく暖かい光『昔の灯り展』
灯心草と藺草(いぐさ)について
畳表に使われている藺草(いぐさ)は、灯心草(とうしんそう)という別名があります。時代劇でよく登場する行灯(あんどん)や和蝋燭(わろうそく)は、畳表に使われている藺草のズイを芯に使っています。(その詳細については、会場に置いてある実物と解説書をご覧下さい)
行灯の中に設置されている江戸時代の「灯明皿」や「たんころ」・「ヒョウソク」・などの菜種油による「オイルランプ」といわれている灯りと、和蝋燭の「燭台」の実物を本社2階のショールームで、只今展示しております。
また江戸時代に、日本と西洋との唯一の窓口であった長崎出島をとおして入ってきたオランダの生活文化は、蘭国が東洋の拠点にしていた、マラッカにその原型を見て取れます。今回、マラッカの骨董屋さんから特別にゆずってもらった、オランダの東インド会社時代の灯明皿とその原型となった巻貝も特別展示しております。
日 時: | 2006年2月4日~5月30日 |
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会 場: | 埼玉県川越市「岡田畳本店」たたみショールーム |
入場料: | 無料 |
申 込: | 岡田本店 TEL 0492-22-2141 FAX 0492-24-7192 |