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畳のお手入れとまめ知識

『畳のカビを防ぐには』

 カビの発生は、室内の湿度が原因です。そして畳が「室内の湿度が高くなりすぎていますよ…」「室内の空気環境が悪くなっていますよ…」と人に教えてくれているサインである」と考えて下さい。たたみは、経糸(たていと)に麻糸や綿糸を使い横糸に、い草という草でおられています。天然繊維ですので畳が湿度を吸ってくれるため、一定の調湿効果があります。しかし常に室内の湿度が上がりっぱなしで乾燥することがないと畳だけに負荷がかかり過ぎてしまいその湿気のためにカビが発生します。

 カビの発生は「もうこれ以上湿気は吸えませんよ…」という畳の悲鳴です。

 カビが発生した畳は、日向で干し、ブラシなどで丁寧に落としてください。さらに消毒用アルコールで拭き、よく乾燥させると効果的です。また、普段からの換気を心がけて下さい。